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<橋下大阪府知事>教育公約を見直し…「机上の空論だった」

大阪府橋下徹知事は13日、就任後初の定例記者会見で、知事選の公約として掲げた習熟度別クラス編成導入や府立高校の学区制撤廃について、「机上の空論だった」と述べ、根本的に見直すことを表明した。橋下氏は同日午前、中退率の高い府立高校などを視察して認識が変わったと説明し、「(学区制や学校給食導入は)議論のところで終わるような話だと思っている」と、実現性に自ら否定的な見方も示した。

 
いやービックリしました。教育って確か府知事の公約の最重要案件の一つだと思っていたのですが。自らの言葉を「机上の空論」と述べざるを得なかったところが皮肉ですね。


発言のぶれで混乱を招いていることでは、「最終的に僕の政治責任としか言いようがない。自分自身の考え方をとりあえず発信する。皆さんに議論する機会を持ってもらう。計算していなければ単なるバカでしょう」と説明した。


こんなネラーが食いつきそうなこといってたら、たたかれまくるんじゃないかな。とりあえず、教育が無茶苦茶にされる前に持論を撤回したことは良かった。この調子でドーンセンター廃止なんかも撤回してくれるといいのだけれど。なんだかこのまま現場に言いくるめられて、結局何にも出来ずに終わるような予感がする。僕には橋下が言っていることなんかほぼ全てが机上の空論にしか聞こえなかったけれども、「橋下さんなら、何かを変えてくれそう」と期待して投票した人にとっては「裏切られた」との思いが強いのではないかな。