橋下報道

夕方、情報番組「ムーブ」を見ていたら、橋下特集をやっていた。今日のコメンテーターは勝谷と宮崎だった。ムーブといえば橋下がレギュラーやってた番組だし、勝谷も宮崎もお友達だろうから、べたぼめな内容なんだろうと思っていたら、のっけから勝谷が「三百代言」とか言っててびっくりした。

NHKの問題でも、結局はNHKの悪口を言っていたけれども、勝谷は橋下が「前から思ってたけど、ちっちゃい男」と発言したし(確かにそうだけれど)、宮崎も裏番組がどうのという橋下の発言に対して「未だにタレント気質が抜けてない」とか批判もしていた。

勝谷は良くも悪くも、空気を読みつつ暴言を吐く男だから、彼が橋下の発言を批判するということはそういう空気になっている部分がメディア内部にあるのだろうか。橋下をちっちゃいといいつつも、NHKの悪口につなげるところが勝谷らしいと思ったが。

それにしても最近の「コメンテーター」と呼ばれる人間のレベルの低さにはあきれる(橋下もそうだったな)。例えば、今日のムーブでは橋下の府立施設見直し問題の第一弾として「ワッハ上方」を取り上げていたけど、ワッハ上方は運営はNPOとビルメンテ会社に委託していて、それに年間1億3千万ほど出しており、それ以外にビルの賃貸料が年間3億円かかると説明されているのに、「人件費を削れ」だのとまるで見当違いのことを勝谷は言っているのだから。お前は今説明されていたことの何を聞いていたんだと問い詰めたい(ry

この程度の人間が知識人面してコメンテーターやってるんだからどうしようもない。しかも、こういった人間のいい加減な発言を「なるほどー」などと真に受けてしまう人々が多数いるという事態はマジで笑って見過ごすことは出来ない。